被相続人の支払い手続き

相続税申告の作業が始まるということはどなたかが亡くなったということなので、死亡直後から相続手続き開始前までにやらなくてはならない死亡に関する手続きについてはここでは書きません。

銀行口座やクレジットカードは急いで凍結する必要がある?

ただし、二点注意した方が良いと思っていることがあります。一つ目は死亡時の作業の一つとして、よく銀行口座の凍結が書かれていますが、銀行口座の凍結は遅い方が良いのではないかと思っています。少なくとも積極的に素早く凍結する必要はない気がしています。私はなるべく凍結させないようにと思っていたところ、死亡から1ヶ月ぐらいの頃に被相続人の配偶者が銀行に問い合わせてしまって、凍結されてしまいました。凍結されると、その銀行口座の自動振込や自動引落としが一気に止まり、振り込み手続きなどが次々にくることになります。さらに、クレジットカードの引き落としが止まることで、クレジットカードで引き落としていた支払い手続きも次々にくることになります。その上、存命の配偶者が被相続人の家族会員だと、配偶者のクレジットカードも使えなくなってしまいます。配偶者の支払い手続きもさらに次々くることになってしまいます。

支払いを引き継ぐクレジットカードや口座の準備

どこの口座やクレジットカードが支払いを引き継ぐかを決めて、必要なら口座やクレジットカードを作るまでは、銀行口座やクレジットカードを凍結をしない方が、個別の支払い手続きを減らすことができます。

なお、銀行口座の凍結を遅らせることによるデメリットを思いついていませんが、デメリットがある場合もあるかもしれませんので、その点はご了承ください。