相続税申告までの流れ

相続税申告と相続税納付まで10ヶ月ありますが、時間がかかる作業が結構あるので、予想外に時間がかかります。DXと叫ばれている時代なんですが、相続税の申告では紙と郵便でやる作業が多すぎます。なお、私の場合、被相続人は普通の会社員(定年退職後に亡くなりました)だったので、特殊なケースには対応しておりませんのでご了承ください。現役で働いていた場合には、まず、準確定申告をしなければならないようですが、それに関しては触れておりません。

被相続人の戸籍証明の入手
被相続人の戸籍証明を現在の本籍地から入手するだけでなく古い戸籍も入手しなければならないので、かなり時間がかかります。また、戸籍証明がなければほとんどの相続手続きができません。まず取り掛からなければならないのは戸籍証明の入手です。効率的な戸籍証明取得を説明します

被相続人の支払い手続き
被相続人(亡くなった人)銀行口座が凍結され、クレジットカードが無効になり、様々な支払いが滞ってしまいます。戸籍証明の入手と並行して支払い手続きをしなければなりません。その時に少し留意すべきことがあります。

遺産リスト作成
すべての遺産を把握しないとそれをどう相続人で分けるか相談ができないので、遺産リストを作りましょう。相続人間で把握できれば良いので形式は何でも良いのですが、少し工夫すると後々の作業が軽減されるかもしれません。

遺産分割協議書作成
ここでは遺書がある場合は扱いません。遺書がない場合には法定相続だとしても遺産分割協議書の作成をお勧めします。

法定相続情報証明
相続手続きには戸籍謄本が必要となりますが、一つの戸籍謄本を使い回して多数の相続手続き行うと幾ら時間があっても終わりません。戸籍謄本の代わりになる法定相続情報証明を法務局が無料で必要枚数作成してくれます。これで並行して相続手続きができます。一手間かかりますが、手続き期間の短縮のために作成する事をお勧めします。

相続手続き(不動産を除く)
銀行、郵便預貯金、株、株の配当金、土地、家屋、家財などを相続手続きなどを順次行います。並行してやらないと終わらない場合は多いと思われます。ここでは固定資産以外の手続きについて解説します。

固定資産相続手続き
相続手続きの中で、固定資産の相続手続きが一番面倒だと思われますので、このやり方を解説します。

相続税申告書の添付書類の作成収集
必要とされる添付書類を作成したり取得しなければなりません。これを税務署が必要とする以上に用意しようとするとかなり時間がかかるので、必要最少限が何かも解説しようと思います。

相続申告書の作成および申告
相続税申告書の作成自体は手順通りやれば難しいことはないと思います。ただ、なお、申告書の作成を紙でやるかe-taxソフトでやるかは悩みどころですが、私はe-taxソフトでやりました。修正が簡単で郵送する手間がない点は良いのですが、自動計算が不十分なのでコンピュータでやるメリットがあまりないのが難点です。でも、コンピュータを使うことに抵抗がなければ、e-taxソフトをお勧めします。

相続税の納付
申告すれば納付できるようになります。e-taxソフトで申告すればクレジットカードで納付する場合にはあっと言う間に終わります。